
同タイトルの前編は以前このブログでも紹介した。
24歳で起業し、アジア最貧国のバングラディッシュでバッグを生産。
現在では日本において直営店を6店舗展開するまでの企業になった。
その壮絶な起業ストーリーは、情熱大陸などでも紹介され、
マスコミに多数取り上げられている。
だが、彼女は常に、
「かわいそうだから買う」バックであってはならないという。
自分の活動がマスコミに取り上げられることで、
その話題性だけで商品が売れることも良しとしない。
なぜならそんなふうに事業が拡大しても、
それは豊かな国に生きる人の、貧しい国に対する「施し」に過ぎないからだ。
目の肥えた日本の消費者に、れっきとした競争力ある「商品」として販売できるだけの
仕組みとノウハウを発展途上国で作り上げる。
そのことで途上国に雇用と、真の経済的繁栄をもたらすこと。
彼女はその理念のために、どんな過酷な試練にも耐え続ける。
●自分が本当にやりたいことなんて、そう簡単にはわからない。
周囲からの情報や周囲の視線を断ち切らないと、
心の底にある声にも気がつかないことが多い。
まして日本に住んでいれば、そこらじゅうに情報や誘惑があふれ、
また、仕事をしていれば多くの時間もない。●会社を作ってからも、本当に正しいか、なんて分からない。
ただ間違っていたら、すぐにまたやり直せばいいさ、と思っている。
そして、次どうするか、ということを常に考え続け、探し続けている。人生はそんな繰り返しなんだろうとも思う。
環境が変わり、自分自身が成長したら、
また違うことを思ったり考えたりするのだろう。
そうやって、次の「章」へと進んでいくものなのだろう。人生とは、やりたいことや自分が幸福だと思うものを探し求め、
やってみて、違ったらまた探し、見つける。
そんなプロセスそのものだと、私は思う。●マザーハウスは、ストーリーとモノをセットで売っている。(中略)
こうした貨幣以外の価値について、人間は敏感になり始めていると
私は感じる。●重要なのは、途上国のために購入するというアプローチではなく、
「かわいいものがほしい」「かっこいいものがいい」という人間の普通の
"欲求"と真正面から向かい合い、満足度を満たすプロダクトを作りながら、
実は確実に途上国の雇用を増やし、
社会の利益とつながっている仕事をすることだと思う。●これまでの"ビジネス"のイメージを覆す「もの作り」のやり方を、
そしてビジネスのあり方を、工場のあり方を、
その「種」としてでもいいから、1ヵ国でも多くの人たちに見せてあげたい。
その人たちが、「やればできるんだ」と分かれば、
私が死んでも誰かがきっと何かをやるだろう。
その「種」を蒔けるかどうかが、大事なんだと私は思うのだ。
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