何のためになら働けるのか

プロボノの魅力

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プロボノラウンジ



今日はサービスグラントさんの懇親会に参加させていただいた。


日本ではまだ馴染みがないが、
アメリカの映画などを見ていると「プロボノ」という言葉が
日常のシーンでもごく普通に使われているように思う。


プロボノとは、仕事を通して培った自分の能力やスキルを活用して
社会貢献するボランティア活動のこと。



例えばあるNPO団体がプロモーション用のWEBサイトを作りたいとする。


一般企業なら制作会社に発注して作るところだが、
NPO団体にはその予算がない。


そんなときサービスグラントに申請をする。


サービスグラントには常時1000名近いプロボノワーカーが登録されており、
その中から案件に必要なスキルを持った人材がアサインされ、
プロジェクトごとにチーム編成される。


報酬はなし。


各人の「スキル」と、本業に支障のない一日1時間程度の「時間」を提供する。


これが「プロボノ」という社会貢献の仕組みである。



プロボノとの出会い


私は、『クリエイターズネット』事業を通して
多くのクリエイターさんとの繋がりがあるので
サービスグラントさんに弊社のイベントでお話をしていただいたり、
プロボノに参加できるクリエイターさんをご紹介したりしている。


当初はCSR的な観点を意識してのことだったが、
今では純粋にこの活動に共感し、心から応援したいと思っている。


それは・・・
大手企業を辞めてこの活動に邁進する岡本女史の魅力と、
クリエイターズネットの皆さんの社会貢献意識の高さに感銘を受けたから。



弊社の『クリエイターズネット』に登録されているのは、
ほとんどがフリーランスか制作会社を起業しているクリエイターの方。

サラリーマンのように定時や有給休暇や固定給がある訳じゃない。



最初は正直、仕事以外に無報酬のサイト制作をするなんて、
あり得ないと思っていた。
しかも、知らない人同士でチームを組んで・・



ところが、声をかけた人のうち、半分近くが何らかの興味ち、
1/3は実際にプロジェクトにも参加した。


それは私にとってあまりにも衝撃的な出来事だった。



なぜなら、クリエイターズネット事業を始めてから1年間程、
私は人の起用について悩み抜いていた。


それはひとえに私の未熟さに起因するのだけれども、
金銭の支払いが発生するビジネスだからといって、
人が思いのままになるわけではない。


技術者のモチベーションが仕事の成果にダイレクトに影響する
クリエイティブの現場において、
「仕事なんだからやるのが当たり前」という常識論にもまるで意味がない。



では何のために人は働くのか?



考え続けていた答えを、プロボノが教えてくれたような気がした・・・



先進国の心



プロボノの活動のように、金銭の発生有無に関わらず、
「真に社会の役に立つ仕事」がしたいという思い。


これは今まさに経済成長の最中にあるアジア諸国の原動力とは
ある種の対極にあって、
物質的欲求を既に満たしきってしまった先進国に生きる我々にしか
到達し得ない境地なのかもしれない。



私はまっすぐに物質的な豊かさを目指す人の貪欲さがとても好きだ。

・・・でもその一方で、
矛盾しているように聞こえるかもしれないが
プロボノに意義を感じる人の気持ちもなぜか痛い程わかる気がする。



だからプロボノの活動には、これからもなんらかの形で関わっていきたい。


生まれた国によっても、時代の変遷によっても変化する、
人が働くその先にあるもの・・・

それを見出し、見届けることが
なぜだか私には自分の使命のように感じてられてならないのである。。

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